女子プロレス「スターダム」の極悪ユニット「大江戸隊」に所属する鹿島沙希、スターライト・キッド、渡辺桃組が、アーティスト・オブ・スターダム王座のV2に成功した。
 
 24日の名古屋国際会議場大会で「ドンナ・デル・モンド(DDM)」のジュリア、舞華、ひめか組と激突。

 先発は犬猿の仲のキッドとジュリア。強烈なエルボー合戦で試合は幕を開け、大江戸隊の見事な悪の連係でひめかに集中攻撃を浴びせていく。

 しかし、後半になると、鹿島がDDMにつかまり、合体ジャーマンなどでたたみかけられた。さらにジュリアに雁之助クラッチを決められ大ピンチを迎えたが、すかさずキッドがレフェリーを場外へ引きずり込んでカウントを阻止。

 最後は舞華&ひめかのサンドイッチ攻撃をジュリアに誤爆させた鹿島が、すかさず起死回生で丸め込んで3カウントを奪った。

 試合後、キッドは「DDMは2回連続挑戦してきて『起死回生しかない。ほかの新しいもの見せてこいよ』って言っていたジュリアが…あれ?」と笑みを浮かべると、鹿島は「起死回生があるんだよ、こっちには!」と豪語した。

 さらにキッドは次の挑戦者について「このスパパパパーンに勝てるやつら、いないんじゃない?」と、全方位に挑発的なメッセージを送った。

 大江戸隊の勢いを止められる次なる挑戦者は現れるのか注目だ。