体調面での不安を理由に退団を決めた女子プロレス「スターダム」の小波(25)が、〝ラストタッグマッチ〟でかつての師である朱里と組みウナギ・サヤカ、舞華組と対戦することが決まった。
 12日のベルサール高田馬場大会で小波は、葉月とシングル戦で激突。29日の東京・両国国技館大会でのジュリア戦を最後に団体を離れることが決定している中、激闘を展開するも15分時間切れ引き分けだった。

 試合後、名残惜しむように葉月から「今日で終わりじゃなくて、スタートだ。また続きをこのスターダムのリングでやりましょう」と声をかけられ笑顔で応じた小波。するとそこへ競り合うように走り込んできたウナギ・サヤカと舞華から12月25日の東京・後楽園ホール大会でシングル戦を要求された。

 29日のラストマッチ前最後の試合になるが、小波は「私のこと好きすぎだろ。でもごめん。私が一番好きなのは朱里だから」と苦笑いを浮かべて〝一蹴〟。しかし続けて「私は最後に朱里と組みたいから、タッグでもいいなら考えてやってもいい」と「小波、朱里組VSウナギ、舞華」の越境タッグ戦を提案。これに2人が受け入れたため、〝ラストタッグ戦〟が決定した。