女子プロレス「スターダム」は13日に都内で会見し、11月3日の神奈川・川崎市とどろきアリーナ大会で行われるタイトル戦の調印式を行った。

 ワールド王者・林下詩美(23)はV8戦で迎え撃つ葉月と調印し「私は、あなたが帰ってきたことをまだ認めていないですよ。あれだけ言って出て行ったスターダムに戻ったかと思えば『今の生え抜きはこんなものか?』と(言った)。今から挑戦する私が生え抜きだと分かっていますか? もっとテンション上げてきてもらわないと、悲惨な結末になりますよ。これはチャンピオンとしての忠告です」と怒りをあらわにしつつ圧勝を誓った。

 対する葉月は「私には復帰する時もいろんな意見がありました。今回の赤いベルト戦もいろんな意見があるのは分かっています。でも私は自分の信じた道を行きたいと思います」と厳しい表情。さらに「引退の時に言った『私はスターダムが嫌いだ』と言った言葉。あれは本心です。でもプロレスが好きでスターダムに戻ってた。これも本心です。甘い考えでこの赤いベルトに挑戦しようと思って出てきたわけじゃありません。等々力アリーナで詩美は私を見直すと思います。そしてしっかり赤いベルトを奪いたいと思います」と強い口調でベルト奪取を誓った。