女子プロレス「スターダム」6日の後楽園大会で、ゴッデス王者のジュリア(27)が大江戸隊の猛攻にKOされる失態を見せた。

 4日の横浜大会で岩谷麻優、コグマ組を下しV3を達成したばかりのジュリア、朱里(32)組はこの日、大江戸隊の小波(24)、琉悪夏(16)組と対戦。序盤はペースをつかんだが、徐々にラフ殺法に苦しめられると、終盤にはコーナー最上段での攻防でジュリアがレフェリーのブラインドを突いた琉悪夏からカラーボックスでぶん殴られてしまう。さらに小波にジャーマンの要領で投げられてコーナーから転落すると、琉悪夏のダイビングセントーンの餌食になった。

 これでジ・エンドかに思われたが、カウント2で琉悪夏に起こされる。さらに鉄パイプで滅多打ちにされ反則勝ちが告げられた。負けに等しい…いや、ある意味それ以上の屈辱に、朱里に肩を借りてなんとかリングを降りたジュリアは「刀羅ナツコがいた気がしたけど、あれは琉悪夏だよな?」とガックリ。一方、リーダー刀羅の離脱で若頭が大ハッスルした大江戸隊は「刀羅ナツコがいなくたって、琉悪夏が残ってんだよ。心配なんかない。私たちはこれからも大江戸隊の戦いをしていくのみだ!」(小波)と意気揚々だった。