女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ことジュリア(27)が〝夏女〟に向けてまっしぐらだ。

 朱里(32)とのゴッデス王者として臨んだV3戦(4日、横浜武道館)では、岩谷麻優(28)、コグマ(23)組と対戦。かつて天才と呼ばれ、約6年ぶりの復帰したコグマに集中砲火を浴びせた。

 場外ではイスを投げつけ、その後もSTF、強烈な頭突きで追い込む。最後もコグマの反撃を封じ込め、ジャーマンからのノーザンライトボムで勝利。3度目の防衛に成功した。

 試合後、ジュリアは「やっぱり天才タッグには間違いないと思うけど」」と挑戦者組を認めながらも「私たちのタッグは一人ひとりが強く、そこに信頼がプラスされて最強タッグになっている。今日の結果は当然」と胸を張った。

 朱里も「目指すべき人を発見した。ピカソとベートーベン。私がピカソになります!」と豪語。何だかよく分からないが、とにかくすごいコンビと言いたかったようだ。

 3月の髪切りマッチで丸刈りになったジュリアの髪も伸び、この試合から髪色をオレンジにした。「夏の色だよ。太陽の色であり、オレンジ、マンゴーの色だしな。この夏、私は夏女になるからな。まあ見とけって」。2度目の出場となる夏のリーグ戦「5★STAR GP」(31日に横浜で開幕)にエントリーされ、シングル戦線でも再浮上を狙う。