女子プロレス「スターダム」のワールド王者・林下詩美(22)が、V6戦(4日、横浜武道館)で迎え撃つ刀羅ナツコ(30)への嫌悪感をあらわにした。

 同王座戦の調印式が1日に都内で行われ、刀羅は極悪軍団「大江戸隊」のメンバー(鹿島沙希、小波、琉悪夏、スターライト・キッド)を引き連れて登場。さらにテーブル上に足を置き、ふてぶてしい表情を浮かべた。

 この状況に我慢がならない詩美は「おい、おかしいだろ! 後ろのやつら、じゃまだろ。お前とは赤いベルトをかけて力と力のぶつかり合いをしたいと言ったんだよ。大江戸隊のそいつらはいらない!」と怒りをあらわにし「この赤いベルトは団体最高峰のベルトなんだよ。乱入するとか凶器使うとか、そんなことで挑戦するのか? お前、正面から戦いたいと思わないの」と問いただす。

 ところが挑戦者には響かず「私は好きなようにやりたいだけ。お前はチャピオンだろ? 小さいこと言ってんなあ」と返答される始末。

 再度、詩美は「この赤いベルトの価値を上げるためにもしょうもない試合はしたくない。真正面から戦えることを願います」と訴えたが…。

 それでも刀羅は「私は好きでこの道を選んだ。しょうもないなんて思ったことはないね。自分の人生だろ。好きなことを誇りをもってやってんだよ。簡単にしょうもないとか言われたくないね」と反論。最後は「スターダムはビジュアルだけの団体じゃねえんだろ? 女子プロレスの団体なんだろ? プロレスしようや!」とマイクをたたきつけ、ピリピリムード全開で決戦を迎えることになった。