女子プロレス「スターダム」のワールド王者の林下詩美(22)を“大応援団”が後押しだ。3月3日のV3戦ではタッグパートナーでもある上谷沙弥(24)を迎え撃つ。18日の会見では息巻く挑戦者から「私の覚悟、分かってるのかよ!」とビンタを食らう一幕もあったが、詩美は「挑戦者としての自覚が芽生えたようでうれしい。後輩の反抗期は大歓迎です。妹の反抗期は許さなかったけど」とクールに言い放った。
「(シードリングとの)団体対抗戦、髪切りマッチ、どれもスターダムの歴史に残る試合だと思います。ただ、この赤いベルトの試合が、新時代のスターダムを象徴する試合になります」と位置づける一戦は「家族が来るから負けられない」と気合が入る。
“ビッグダディ”こと父の清志さん(55)をはじめ、林下一族が15人近く訪れる予定で「ここまでの人数はデビュー戦以来」という。心強い一方で「今って、なかなか集まれないじゃないですか。それでも集まってくれるんで、もし負けたらとんでもない空気になる。多分、みんなに袋叩きにされる。だから負けられないんです」と訴えた。今こそ大家族の絆で大一番を乗り越えたい。