女子プロレス「スターダム」は18日、10周年記念大会(3月3日、日本武道館)の会見を行い、SWA王者の朱里(32)が小波(24)を迎えてV4戦を行うと正式発表した。

 会見はまさかのしんみりムードになった。極悪ユニット「大江戸隊」の切り込み隊長・小波がまず「今日は朱里選手に向けて気持ちを込めて手紙を書いてきました」と切り出したのだ。2014~16年にかけて練習を共にしていた小波は、朱里へ感謝の言葉と共に「あなたがいたからレスラーとして今ここにいることができます。あなたの考え方、戦い方、人としてレスラーとして本当に尊敬しています。だからこそ、武道館、さらに強くなった小波を見せます。あなたが教えてくれた戦い方で、あなたを超えます。私の関節地獄で、ジ・エンド!」と手紙を読み上げた。

 これに涙を流した朱里は「小波からまさかこんな手紙を書いてきてくれるなんて、思ってなかったし、そんな風に思てくれてるんだなって思ったら、ものすごくうれしくてめっちゃ面白い選手になったなって」とポツリ。さらに「SWA4度目の防衛戦、私の対戦相手、愛弟子、小波。こうやって、スターダムでまた再会することができて、このSWAの世界のベルトをかけて試合ができること、私にとって、ものすごく感慨深いです」と意気込んだ。師弟対決の行方は…。