6日の女子プロレス「スターダム」新宿フェイス大会で、ウナギ・サヤカの「ウナギ・カブキ七番勝負」がスタートした。

 初戦の相手はワンダー王者のジュリア(26)。序盤からタックル合戦を仕掛け、雄たけびを上げながらエルボーを連発するなどしたものの、ふっ飛ばされ、顔面を踏みつけられるなど苦しい展開が続く。それでもなんとか立ち上がり、ギロチンドロップやフェースバスターなどで反撃を試みた。しかし、必殺の「これより我は修羅に入る!(変型ボディープレス)」をヒザで迎撃されるなど動きを止められてなかなか突破口を見いだせず。最後はマウントポジションでのビンタなど屈辱的な攻撃を食らってからスリーパーホールドで絞め落とされ、無念のレフェリーストップ負けを喫した。

 試合後、号泣したウナギは「悔しいです。でもまだ始まったばかりです。これからタイトルホルダーと戦っていくと思うので、心だけは折れないで戦いたいと思います。七番勝負が終わった時に今、持っていないものを手に入れたいです」と奮起を誓った。