26日の女子プロレス「スターダム」東京・後楽園ホール大会で、〝お騒がせ女〟ことジュリア(26)率いるユニット「ドンナ・デル・モンド(DDM)」と中野たむ率いる「コズミック・エンジェルス(CA)」との抗争が幕を開けた。

 2組はこの日のセミで対戦。ジュリアは朱里(31)、舞華と組んで中野、白川未奈、ウナギ・サヤカ組と火花を散らした。6人タッグのアーティスト王座を持つCA組が好連係を発揮すれば、DDMも個の強さを発揮。特に何かと因縁深いジュリアと中野は感情むき出しでどつきあいを展開した。

 最後は舞華がウナギを炎華落としで沈め3カウントを奪取して「アーティスト王者のCAとやら。今必死に頑張ってるみたいだけど、我々DDMにはまだまだ程遠いね。私たちがそのベルトをいただくまで、せいぜい頑張って鍛えておいてください。私は1月17日、林下詩美が持つ赤いベルトに挑戦し、チャンピオンとして日本武道館に臨みたいと思います」と勝ち誇った。さらにジュリアは「我々DDMが女子プロレスをどんどん盛り上げるから、一瞬たりとも目を離すなよ!」、朱里も「来年はもっと大きな夢をつかんで最高に輝いていきたいと思います!」とさらなる飛躍を宣言した。