15日に行われた女子プロレス「スターダム」の仙台大会で、ワンダー王者のジュリア(26)が小波(24)を下し3度目の防衛に成功した。

 試合は一進一退の攻防となったが、最後はジュリアが20分43秒、必殺のグロリアス・ドライバーで突き刺して3カウントを奪取し、ベルトを守った。すると林下詩美(22)が岩谷麻優を破りワールド王座を奪取したメイン後、ジュリアは自ら率いる「ドンナ・デル・モンド」の朱里(31)とリングイン。この日、ビー・プレストリー(24)を撃破しSWA王者となった朱里とともに、林下に「誰が最強なのか、誰が強さのシンボルなのか、決めましょうよ」とそれぞれのベルトをかけて2冠戦を迫った。

 しかし詩美が渡辺桃とのV1戦を選択したため、ジュリアは朱里と12月20日のエディオンアリーナ大阪大会でワンダーとSWAをかけた2冠戦を行うことを約束し、握手を交わした。

 お騒がせユニットの同門対決は壮絶なものとなりそうだ。