【スターダム】ビッグダディ三女・林下詩美がワールド王座初戴冠「家族に支えられました」

2020年11月15日 22時42分

岩谷をBTボムの体勢で担ぎ上げる林下(C)スターダム

 15日に行われた女子プロレス「スターダム」の仙台大会で〝ビッグダディの三女〟こと林下詩美(22)が、岩谷麻優(27)を破りワールド王座初戴冠に成功した。

 激闘の末に勝利した。粘る岩谷を24分44秒、BTボムで叩きつけて3カウントを奪取。試合後にはワンダー王者ジュリア(26)やSWA王者朱里(31)から2冠戦を要求されたが、まずは「クイーンズ・クエスト」の先輩・渡辺桃(20)からの挑戦表明を受け入れ、同門によるV1戦を12月20日のエディオンアリーナ大阪大会で行うとした。

 また来年3月3日には東京・日本武道館で団体10周年記念のビッグマッチ「ひな祭り オールスター・ドリーム・シンデレラ」開催も決定。詩美は「そのメインイベント、最後の花道を歩くのはこの私だと思っています」と力を込めた。

 デビューから約2年で団体頂点に立ち「スターダムの新時代のリーダーになります」と力強く宣言。過去のワールド王座の印象的な試合として2016~17年の間に3回行われた紫雷イオ(30=WWE)VS岩谷戦を挙げて「見ていて飽きる瞬間が全くない。イオさんの容赦ない攻めと岩谷麻優の壮絶な受けっぷりが印象的で、私もあんな試合をできる王者になりたいです」とさらなる成長を誓った。

 タイトル戦に向け、弱気になることもあったというが「家族に支えられました」と断言する。試合直前には父・林下清志さん(55)と柔道特訓を行いカツを入れられた。また姉の柔美さんから「勝ったらお祝いしてやるから焼き肉をおごれ」と冗談めかしながら背中を押された。

 今は、勝利をかみしめつつ、わずかな休息を堪能するつもりだ。もちろんお供は趣味のプロレス観戦で「D王GPが楽しみです。本命はKO―D王者の遠藤(哲哉)選手ですけど、私の注目は上野(勇希)選手。ユニバーサルのベルトをとったばっかりで勢いもありますし」。プロレスを愛する若き女王は、ベルトとともにさらなる高みを目指す。