15日の女子プロレス「スターダム」宮城・仙台サンプラザホール大会で、岩谷麻優(27)のワールド王座に挑戦する〝ビッグダディの三女〟こと林下詩美(22)が父直伝「岩谷殺し」をマスターした。

 決戦を2日後に控えた13日、取材に応じた詩美は父で柔道整復師の林下清志(55)さんと特訓を行ったことを告白。自らの柔道の師でもある有段者の父と、高校生の時以来約5~6年ぶりに柔道着を来て乱取りなど3時間の練習を敢行したという。

 詩美は「清志さんと練習したのは本当に久々だったんですけど、初心を思い出したというか、大事な試合を前に気合いが入りました。『勝っても負けても、これから大変になるだろうから頑張れ』とエールを送られました。久しぶりに会場にも来て応援してくれるらしいので心強いです」と話す。

 非情の攻撃を決意している詩美は岩谷の首に標的を定めており「清志さんに『岩谷の首を狙うのにいい技はないですか』と相談して絞め技を習得してきました。まあ、楽しみにしていてください」とニヤリ。「ダディ流岩谷殺し」は炸裂するのか。注目だ。