女子プロレス「スターダム」29日の東京・後楽園ホール大会でタッグリーグ戦「第10回ゴッデス・オブ・スターダム」公式リーグ戦が行われ、Hカップグラドルレスラーの白川未奈と中野たむのユニット「ドリームH」が、若手コンビの羽南(16)、飯田沙耶(23)組に貫録勝ちした。

 ゴング前から襲撃してきた若手組を前に序盤ペースを譲り、長く中野が孤立する苦しい展開。これで中野は右足を引きずる大ダメージを負った。それでも代わった白川が飯田を吊り天井に捕獲するなど奮闘して徐々に逆転。最後は息を吹き返した中野が羽南をバイオレット・シューティング(ヒザ蹴り)で沈めて3カウントを奪った。

 2勝1敗の勝ち点4で優勝戦線に踏みとどまって、白川は「やっと息が合うようになってきた気がする」と笑顔。中野は「夢と希望がたくさん詰まったドリームH、これを爆発させるためにもう1つのピースを用意しました」と新戦力「ZZ」を11月14日の東京・後楽園ホール大会で投入すると予告した。