女子プロレス「スターダム」18日の東京・後楽園ホール大会で、極悪軍団「大江戸隊」が6人タッグのアーティスト王座挑戦を表明した。

 8人タッグ戦で大江戸隊(刀羅ナツコ、鹿島沙希、ビー・プレストリー、小波)は、ドンナ・デル・モンド(ジュリア、朱里、舞華、なつぽい)と全面対決。両軍一歩も譲らない激しい攻防が続き、終盤はビーと朱里の一騎打ちになった。

 パイプイスまで投入した大江戸隊だったが朱里も粘り、20分時間切れに終わった。

 試合後、マイクを握った刀羅は「今日は引き分けにしてやったけど、次はアーティストのベルトをかけて勝負だ」とジュリア&朱里&舞華が持つ同王座挑戦を表明。2日前に新日本プロレス両国大会への乱入で騒がせたビーも「ショッパイ、ショッパイ」と王者組を挑発した。

 受けたジュリアは「あの外国人は『しょっぱい』しか日本語を知らないの? アーティストの挑戦は、もちろん誰が来てもどんな手を使っても逃げないし、一人ずつ叩き潰してやるから」と受諾。

 さらに29日後楽園大会で自身が持つワンダー王座をかけて戦う同門のひめか(23)に対し「楽しみにしてるよ。私の3周年をどう盛り上げてくれるか見ものだよ」とメッセージを送るや「アリベデルチ! またな!」とマイクを締めた。