女子プロレス「スターダム」が21日の新木場大会で3か月ぶりに興行を再開。“お騒がせ女”ことジュリア(26)が投入を予告していたユニット「ドンナ・デル・モンド」の新メンバーは、3月にアクトレスガールズを退団した有田ひめか改め、ひめか(23)だった。

 新戦力を加えたジュリア軍は岩谷率いる「STARS」と8人タッグ戦で激突。全日本プロレスの秋山準(50)から伝授されたジャンピングニーを武器にするひめかは、171センチの恵まれた体格を生かして圧倒し、アルゼンチン式背骨折りで飯田沙耶(23)を沈めた。

 試合後、天を仰いだジュリアは「この3か月間、いろんなことがあり、みんなつらかったし、苦しかったと思います。でもスターダムはここで止まるわけにはいきません。前に進んでいかなきゃいけない」と述べた。花さんとは互いに「あいつにだけは勝てない」と認め合っていた仲で、来年の10周年興行で髪切りマッチを行うプランもあった。天国の宿敵を安心させるためにも、今後も刺激を与え続ける。