【スターダム】中西学 詩美に“野人魂”を伝授

2020年04月02日 16時35分

中西(右)は詩美にアルゼンチン式背骨折りを熱血指導
中西(右)は詩美にアルゼンチン式背骨折りを熱血指導

 2月22日に現役を引退した元新日本プロレスの中西学(53)が、女子プロレス「スターダム」の“ビッグダディの三女”林下詩美(21)に“野人魂”を伝授した。中西の代名詞だったアルゼンチン式背骨折り、マナバウアーを使用する詩美たっての希望で2人の緊急合体が実現。なぜか焼き肉食べ放題からスタートした奇想天外な特訓の行方は――。

 久々に姿を現した中西は「仕事くれよ!」と第一声を発し、スターダムのユニット「クイーンズ・クエスト(QQ)」の指導役に就任。さっそく詩美の他、渡辺桃(20)、AZM(17)、上谷沙弥(23)のフルメンバーを焼き肉店に集結させ、2時間の食べ放題特訓がスタートした。

 胃袋を鍛える重要性を説いているのか、単に焼き肉にありつきたかっただけなのか、とにかく全員豪快に肉を頬張った。野人のペースについていけなくなった詩美は途中から、焼き専門にまわっていたように見えたが、気のせいだろう…。

 腹を満たした一行はそのまま道場へ。中西は4人に約1時間、みっちりとライオンプッシュアップなどの基礎体力練習を命じた。食べ過ぎで明らかに体が重いQQの面々は途中から声を出す気力すら失っているようだったが、決してそんなことはないだろう…。

 本題の「必殺技講習」では、詩美に本家アルゼンチンの極意を助言。マナバウアーは担いだ相手を空中でキャッチしたまま繰り出すだけでなく、一度自分の前に置いてジャーマンの飛距離を伸ばすパターンも伝授した。

 中西は「あんだけ食って、こんだけ動いたら大したもんや」と絶賛。かねて詩美がアルゼンチンを得意技で使用していることは知っており「やっぱり、つなぎ技では使ってほしくないし、決めるぞって時に使ってほしいね。願わくば、ストロングスタイル的なものを見せてほしい。野人継承どうのこうの言わんと、今持っているものをもっと突き詰めて個性を出していってもらえれば」とエールを送った。

 同じパワーファイタ―として“心の師”と仰いでいた中西の指導を受けた詩美も感激の面持ちで「貴重な体験でした。試合がまたできるようになったら、今日教わったことを出していきたいです。(中西と比べて)豪快さ、パワフルさとか自分はまだまだ足りないのかなと思ったので、もっと力をつけたいです」とさらなる精進を誓った。

 とにかく現役時代と変わらぬエネルギッシュな姿を見せた中西は「仕事くれ言うとるやろ! こんな時こそ、中西学にしかできないことがあるんちゃうんか!」と再度アピールし、道場を後に。野人殺法は女子のリングで受け継がれることになった。

【動画配信】中西と詩美の合同特訓の模様は、ユーチューブのスターダム公式チャンネルで後日配信される。

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