【スターダム】王者・岩谷に彩羽、鹿島、叫女が次々に対戦要求

2020年02月08日 16時54分

鹿島沙希(右)に襲撃された岩谷麻優

 女子プロレス「スターダム」8日の東京・後楽園ホール大会で、ワールド王者・岩谷麻優(26)の包囲網が形成された。

 挑戦を受ける予定だった「ディアナ」のエース・Sareee(23)が急性腸炎および感冒で欠場することが前夜に発表され、急きょ「マーベラス」のエース・彩羽匠(27)とノンタイトル戦で激突。団体の看板を背負う2人の意地がぶつかり合う展開になった。

 先に主導権を握ったのは彩羽だ。持ち前のパワーと多彩な蹴り技を武器に、攻め込んだ。岩谷も驚異の粘りで攻撃に耐え、蹴りをドラゴンスクリューで切り返すなど反撃した。

 勝敗を分けたのは、彩羽の師・長与千種の必殺技・ランニングスリーだった。彩羽はもちろん、岩谷も紆余曲折を経て6日に長与から伝授されたばかりだ。中盤から互いに仕掛け、切り返すという攻防になり、最後は岩谷が彩羽のコンビネーションキックのえじきになってフラついたところでランニングスリーを決められ勝負あり。赤いベルトの王者が他団体のエースに敗れる衝撃の結末となったが、あまりの激闘に観客からは2人に大歓声が送られた。

 そんな空気に水を差したのが大江戸隊だ。岩谷と彩羽が互いの健闘をたたえつつ「負けっ放しは嫌なので、赤いベルトに挑戦してきてください」(岩谷)、「挑戦させてください。よろしくお願いします」(彩羽)とタイトル戦での再会を誓ったところに乱入。岩谷は元パートナーで大江戸隊に寝返った鹿島沙希(26)からシングル戦を要求された。

 その場は彩羽の助けもあって収まったものの、その後、コメントスペースで話していたところに今度はジャングル叫女(28)まで登場し「2月23日に名古屋で挑戦させろ!」と自分の地元である愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会での挑戦を表明された。

 やっかいな外敵が突然いなくなったと思ったら、彩羽、鹿島、叫女と立て続けに新たな敵が登場。全て受けて立つ構えを見せているが、この困難を乗り越えられるのか。真価が問われることになりそうだ。