女子プロレス「スターダム」は13日、都内で会見を行い、19日の東京・後楽園ホール大会の全対戦カードを発表。セミファイナルではワンダー王者・星輝ありさ(24)がV9をかけて林下詩美(21)と激突する。

 詩美が「ここまでの前哨戦で今まで思ったことない感情がふつふつと沸いてきた。生理的に無理。スリー取って勝つ。それ以上でも以下でもない」と言い放つと、自ら詩美を指名した星輝は「昨年の『5★STAR GP』で負けたのがきっかけで自分の大切なものをかけたいと思った。クールぶってる詩美さんの本性を引き出したらどうなっちゃうんだろう?という思いがある」と笑顔で話した。

 詩美が「お前、話が長いんだよ」と詰め寄ると、王者は「私のペースに巻き込まれてるの分かってますぅ~?」と挑発的に答え、大乱闘となった。

 また「女子限定大会~ガールズフェス2020~」(5月6日、東京・新木場1st RING)の開催も発表された。

 選手はもちろん、スタッフや報道陣も入れるのは女子だけとなる。発表役を担った木村花(22)は「いつかやりたいと思っていた。楽しみだが、女性の方が目は厳しいと思うので『楽しい興行だね』って言ってもらえたら価値のあること」。続けて男子限定大会の開催を示唆すると、公開形式の会見のため集まった大勢の男子ファンから歓声が起こった。