【スターダム】ワールド王者・岩谷 新生幕開けの主役は私!!

2019年11月30日 16時30分

ベルトを手にした岩谷は王者の風格を漂わせた

 女子プロレス「スターダム」のワールド王者・岩谷麻優(26)が、2020年の主役を狙う。団体は12月1日から「ブシロードファイト」体制に正式移行し、いよいよ新生スターダムが幕開けする。岩谷は来年4月29日に初進出する東京・大田区総合体育館大会でのメインイベンターの座を目標に、注目選手たちとの防衛ロードを見据えた。

 ワールド王座のV1戦(12月24日、後楽園ホール)で岩谷は、花月(27)を迎え撃つ。自他ともに認めるライバルとの一戦に向けて「必ず防衛して、そこからドンドンぶっ放して岩谷麻優ワールドを炸裂させたい」と語気を強めた。新体制初の同王座戦から一気に、赤いベルトを自分色に染め上げる。

 2019年は激動の一年だった。2月に米ROHの女子部門でWOH王座を獲得し、4月に米ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンでタイトル戦を行った。その後は左ヒザの治療に専念するため約2か月の欠場(5月に1試合限定復帰)を強いられたものの「今思えば、休んだ期間は無駄にならなかった。むしろプラス。今年は女子プロレスの顔になれた自負がある」と胸を張る。

 だからこそ、来年はさらなる飛躍を遂げる。「もっと好き勝手にやらせてもらおうと。防衛戦も来る者拒まずなので、このベルトが欲しい人は歓迎します。スターダムだけではなく他団体の人もありだと思う」と語る。

 気になる相手もいる。12月3日新宿フェイス大会のタッグ戦で初対決するディアナのSareee(23)だ。「正直『プロとしてどうなの?』って思うような悪い噂しか聞かないので、マイナスなイメージしかない」という評価だが「期待としては、3日にそのイメージを一気にプラスにしてくれたら」と直接対決での感触次第では、防衛ロードの相手に浮上する。

 団体内では、新加入したジュリア(25)だ。前所属の「アイスリボン」から“強行移籍”したことが騒動になり「最初は『私たちが築き上げたものを、なに壊してくれてるんだよ』って悪いイメージだった」そうだが、一躍プロレス界の時の人となったことで見方を変えた。「タイプ的に敵になる気がします。まだ分からないけど、ああいうタイプって急に、タイトル戦線に来そうですよね。入ってくるのも急だったし。そうなったら受けて立ちますよ」と貫禄を示した。

 来年4月には大田区大会が控える。「メインで赤いベルトの防衛戦をすることが一番の目標。私がスターダムを引っ張る」。ますます波に乗る団体のアイコンとして輝き続ける。