女子プロレス「スターダム」は14日の東京・新木場1stRING大会では既存ユニットを再編するドラフト会議を行った。

 ドラフト会議で最大の勢力拡大に成功したのは、W―1を退団しスターダムに入団したばかりの木村花(21)だった。

「多国籍軍」のリーダーとしてメインの5WAYマッチに出場。敗れたユニットは消滅する過酷ルールの中で、気づけばジャングル叫女(28)との一騎打ちに。最後はエプロンでの攻防を制して叫女率いる「JAN」を解散させた。

 ドラフトでは叫女ら4人の日本人選手を獲得。外国人も含めると最大派閥の9人となり「革命家、チェ・ゲバラの言葉を借りますと、ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれません。このダイヤモンドの原石たちを私が磨いてピカピカのダイヤモンドにしたいと思います」と宣言した。

 指名した選手から「花の生き方は嫌いじゃない」(叫女)、「このメンバーでスターダムが面白くならないわけがない」(小波)と前向きな言葉が飛び出すや、花は上機嫌で「革命を起こしましょう!」と呼びかけた。