女子プロレス「スターダム」の岩谷麻優(25)が30日、“ビッグルーキー”こと林下詩美(20)の壁になると誓った。

 2月17日の東京・後楽園ホール大会では星輝ありさ(23)と組み、詩美、渡辺桃(18)組が持つタッグのゴッデス王座挑戦が決定。「ノリに乗っている詩美を止めて、奈落の底に落としたい」と厳しい言葉で挑発した。

 相手は昨年8月にデビューしたばかりの新人。だが、2011年1月デビューの岩谷から見ても「同じくらいの年齢の時(自分は)ウルトラマンって呼ばれていた。3分しか動けなかったから。それを考えてもすごい」と脅威を感じている。

 だからこそ、ここはあえて試練を課す。「人生経験に挫折って絶対必要。心が折れるくらい大きいものが。先輩として与えなくちゃいけない」

 一方で期するものがあるのも事実だ。「正直、全力で戦える相手が今のスターダムにはいない。紫雷イオのような。でも、詩美はそういうライバルになるかもしれない」。昨年 12月に負傷した左脚は完治していないが、後輩のために鬼になる。