スターダムのワンダー・オブ・スターダム王者・渡辺桃(18)が14日、東京・後楽園ホール大会で中野たむをピーチサンライズで下しV9を果たした。試合後は「(中野の)必死さは十分に伝わったけど、まだまだ私には追いつけません。追いつけるように頑張ってくださいよ」と涼しい顔で語った。

 メインでは、ワールド・オブ・スターダム王者・花月(26)が挑戦者ジャングル叫女(27)をラフファイト全開で圧倒。場外乱闘やメリケンサック、毒霧とやりたい放題の末にデスバレーボムで沈めて「プロレスは諦めたら終わり。諦めずにやってきた自分は今、このスターダムの中心にいる」と叫女にゲキを飛ばした。 

 また、2018年度プロレス大賞・新人賞に輝いた林下詩美(20)は、SWA世界&EVEインターナショナル2冠王者バイパー(27)の100キロの巨体を豪快に原爆固めでブン投げて王座奪取に成功。ゴッデス王座、フューチャー王座に加え早くも4冠として「デビューから半年、まだまだですけど、林下詩美に2年目のジンクスは関係ありません!」と自信たっぷりに話した。