【スターダム】ビッグダディ三女・林下詩美 デビュー最速優勝なるか

2018年09月23日 11時00分

「5★STAR GP」最終公式戦で対戦する林下(左)と小波

 大型ルーキーの快挙なるか。女子プロレス「スターダム」シングルのリーグ戦「5★STAR GP」は、24日の東京・後楽園ホール大会で最終公式戦と優勝決定戦が行われる。注目は優勝圏内に残ったタレントの“ビッグダディ”こと林下清志の三女、林下詩美(19)だ。デビューから約1か月半での優勝を誓い、最速での団体の至宝ワールド・オブ・スターダム王座挑戦を視界に入れた。

 まさに驚異の成績だ。「レッドスターズ」ブロックの詩美は開幕2連勝でインパクトを残すと、その後も安定した成績をキープ。唯一の敗戦はワールド王者の花月戦で、ここまで6戦を終えて3勝2分け1敗だ。

 同ブロックは首位が勝ち点9の花月とレイチェル・エラリングで、詩美はジャングル叫女と並ぶ勝ち点8の2位で追走する。最後の公式戦(24日)で小波に勝てば、他の選手の結果次第では同日の優勝決定戦進出が決まる。

 詩美は「デビューしてすぐに、このリーグ戦に出場させていただきましたが、いい結果を残せていると思います。ここまできたら優勝したい。デビューから最速優勝を狙います」と力強く誓った。

 デビューしたのは8月12日の後楽園大会。叫女と引き分けた試合が高く評価され、このリーグ戦に大抜てきされた形だが、素質を十分に発揮していると言えるだろう。

 ただし小波も先輩の意地がある。「デビューからトントン拍子できていると思う。大型ルーキーと最後に当たるけど、先輩として簡単じゃないと教えます。厳しく攻めたうえで、あの技で勝ちたい。私のトライアングルランサー(変型腕固め)は勝率100%」とルーキー潰しを予告。それでも詩美は「小波さんの技は勝率100%だけど、101%の力で勝てたら」と一歩もひるまずに応戦した。

 しかも優勝だけが目標ではない。「優勝できたら、ベルトを持っている方も挑戦させてくれるんじゃないかと思います。そこで記録を残し、自分のレスラーとしての道を切り開けたら」

 同リーグ戦は王者以外が優勝した場合は、その後に王座挑戦につながるのが恒例となっており、今秋中のベルト取りも見えてくる。

「決勝に行くための条件が小波さんに勝つこと。まずは小波戦に勝ちます」。偉業達成のため、まずは9・24決戦に集中した。