【スターダム】新エースの岩谷麻優  9月決戦に進退かける

2018年09月05日 16時30分

巻き返しの準備を整えた岩谷に笑顔が戻った

 女子プロレス「スターダム」の新エース・岩谷麻優(25)が4日“進退”を懸けて9月決戦に臨む覚悟を表明した。

 シングルのリーグ戦「5★STAR GP」の「ブルースターズ」ブロックでは開幕から2連敗スタートになったが、その後に2連勝で星を五分に戻した。

「『今年こそ優勝しなきゃ』という思いが強すぎたのか、連敗した時点で『2018年は終わった』と思いました。だから大阪の昼夜興行(8月26日)は『両方負けたら引退しよう』って気持ちで臨んだら2連勝できた」

 絶対エースの紫雷イオ(28)がWWEに移籍し、岩谷への期待は大きい。だが今年はワールド王座奪取に2度失敗し、春の祭典「シンデレラ・トーナメント」も優勝を逃すなどシングル戦線で結果の出ない日々が続いている。「イオさんがいなくなり『自分がスターダムを引っ張っていきます』って気持ちはあっても、シングルのベルトもないので心の底から言えない葛藤がありました」

 3日には12年に退団した星輝ありさ(22)と再会し、酒を飲んだ。同じ11年1月のスターダム旗揚げ時の1期生メンバーで、デビュー戦の相手でもあった。現在は会社を経営する社長として活躍しており「当時は2人とも未成年だったので、飲んだのは初めてでした。いい刺激になりましたね」(岩谷)と団体内で唯一の旗揚げメンバーだという誇りを持った。

 公式戦は残り3試合で、優勝決定戦は24日の東京・後楽園ホール大会。「1試合でも負けたら引退する気持ちで臨みます。(優勝者に贈られる)マントも欲しいので」。火がついた乙女が、名実ともに団体エースの座に君臨してみせる。