【スターダム】痛快!ビッグルーキー!! ビッグダディ三女・詩美が開幕2連勝

2018年08月20日 16時30分

刀羅(左)に逆落としを決める詩美

 これは本物のスター誕生か。女子プロレス「スターダム」19日の東京・新木場1stRING大会で行われたシングルのリーグ戦「5★STAR GP」でタレントの“ビッグダディ”こと林下清志(53)の三女、林下詩美(うたみ=19)が開幕2連勝を飾った。ビッグルーキーの快進撃を支えたのは、新たに増えた家族の存在だ。

 驚異の強さだった。「レッドスターズ」の公式戦で刀羅ナツコ(27)と対戦した詩美は、物おじすることなく柔道仕込みの払い腰、大外刈りで試合を優位に進める。途中、刀羅の強烈なスピアー2連発からフロッグスプラッシュを食らったが、これを2カウントで返すと、3度目の裸絞めで捕獲。ロープをつかむ手を蹴り上げ、逆落としで叩きつけて胴締めに移行し絞め落とした。

「逆落としは鈴木みのるさんの映像を見て研究して、練習していました。普段の練習の結果が試合で出ているのかなと思います」

 デビュー戦となった12日後楽園大会ではジャングル叫女(27)相手に15分時間切れ引き分けに持ち込んだ。18日のリーグ開幕戦(新木場)では中野たむをアルゼンチン式背骨折りで破り、デビュー2戦目にして初勝利を挙げた。3戦を終えて無敗をキープし、その実力を証明した格好だ。

 18日には吉報が届いた。ビッグダディの次女で、詩美の姉にあたる柔美(よしみ)さん(22)から男児の誕生を知らせる連絡があった。「試合前に『生まれました』って。初めておいっ子が生まれて最高の気分です。白星をおいっ子にプレゼントしたいと思って試合に臨んだんです」と振り返る。

 家族が何よりの癒やしと言ってはばからない詩美にとって、最高のモチベーションになった。また初孫の誕生と三女の初勝利が同日になった父の清志からは、まさに盆と正月が一緒に来たような興奮ぶりで「うた(詩美)も勝って、孫も生まれて最高だ。この後もリーグ戦がんばれよ」と激励の連絡があった。

 20日は練習がオフで「柔美さんの赤ちゃんを見に行きます。初めて会えるんです」と心待ちにする。ただし、過酷なリーグ戦は始まったばかり。「目標? とにかく自分の力を出し切って乗り切ることです」と謙虚に話したが、その目はしっかりと「優勝」という次なる快挙をとらえている。