【スターダム】紫雷イオ王座陥落! 18歳・渡辺桃が金星「私の時代が始まりました」

2018年05月23日 22時50分

新王者の渡辺桃と紫雷イオ(手前)

 女子プロレス「スターダム」のワンダー・オブ・スターダム選手権が23日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・紫雷イオ(28)が挑戦者・渡辺桃(18)に敗れ、王座から陥落した。

 5日の新木場大会で同王座の最多防衛記録となる「V10」を達成した王者にとって、記録更新がかかる一戦だった。対戦相手は「シンデレラ・トーナメント」覇者で、自身が率いるユニット「クイーンズ・クエスト」の後輩でもある渡辺だ。

 キャリア、実績を比べると明らかに格下の挑戦者に、序盤から容赦しなかった。重いエルボーや場外へのムーンサルトプレス、エプロンでの原爆弾を次々と繰り出し、追い込んでいく。だがこの日の渡辺は粘り強かった。

 何度となく訪れたピンチを脱すると、チキンウイングフェースロックでペースを奪い返した。最後は必殺のテキーラサンライズ(変型猛虎原爆)から、新技のリストクラッチ式変型テキーラ弾でイオから3カウントを奪取した。新王者は「未来への扉をこじ開けました。これで紫雷イオの時代が終わったかといえば違う。だけど私の時代が始まりました」と喜びをあらわにした。

 一方のイオは「正直言って、この結果をすんなり受け止めたくない。だけど私がベルトを守ってきた覚悟より、桃の決意が上回った結果だと思う。人生をかけて守ったベルトなので、これまで以上に輝かせてください。私は私なりの方法で、頂点を目指します」と語った。

 一昨年はSWA世界王座、昨年はワールド王座、そして今年はワンダー王座…。いずれも夏前に手放しており、3年連続で鬼門の夏を突破することができなかった。