女子プロレス「センダイガールズ」6日の後楽園ホール大会で、東京スポーツ新聞社制定「2016年度プロレス大賞」で新人賞を受賞した橋本千紘(24)はワールドチャンピオンシップ王者のアジャ・コング(46)に勝利。ベルト奪還に成功した。

 橋本は試合開始早々にタックルを仕掛けるなど積極的に前に出たが、アジャの強烈な打撃、さらにイスと一斗缶によるラフ攻撃に苦しまされる。それでも猛攻をしのぎ切ると投げっぱなしジャーマンで3度ぶん投げて3カウントを奪った。

 1月10日の新宿大会でベルトを奪われたアジャに対し、わずか3か月でリベンジに成功しベルト奪還を果たした橋本は「やっと、仙女のベルトを取り戻しました。これからは橋本千紘の時代です」と堂々宣言だ。その後、松本浩代(31)、朱里(28)、カサンドラ宮城(23)がリングに上がり挑戦の意向を表明。これに「自分は松本選手に興味があります」と応じた橋本は「もっと進化していきたいです」と闘志を燃やしていた。