女子プロレス「センダイガールズ」9日の新宿フェイス大会で、2016年度東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞・新人賞に輝いた橋本千紘(24)がアジャ・コング(46)に敗れ、ワールド王座2度目の防衛に失敗した。

 試合は一進一退の攻防となった。アジャはベテランらしく、右ヒザに集中砲火を浴びせる。するとこの作戦が的中。橋本は終盤に必殺のジャーマンを狙うも、ヒザの痛みから投げきれない。最後はアジャの裏拳2連打でマットに沈んだ。

 敗れた橋本は「取り返してやるからなー!」と絶叫。アジャは「ジャーマンという武器にお前は翻弄された。このベルトは俺に巻かれたがっていたんだ」と勝ち誇った。挫折を経験した驚異のルーキー・橋本の巻き返しはなるか、注目だ。