センダイガールズプロレスリング(仙女)12日の後楽園ホール大会で行われたスターダムとの全面対抗6対6勝ち抜きシングル戦は、仙女が大逆転負けを喫した。

 仙女はデビュー2大会目の新人・橋本千紘が先鋒で3人抜きを果たす活躍を見せたが、スターダムの4人目・紫雷イオも3人を失格に追い込んで巻き返す。

 ここで仙女は4人目にワールド・オブ・スターダム王者の里村明衣子を投入。しかしこれが裏目に出た。スターダムの5人目、宝城カイリとまさかの10分時間切れドローで両者失格となったのだ。それでも2対1で仙女は有利だったが、15日のスターダム後楽園大会で里村に挑戦する岩谷麻優が、副将のDASH・チサコ、大将のカサンドラ宮城を連破。対抗戦は1人残しでスターダム勢の勝利となった。

“ホーム”を占拠された里村は「赤いベルトを取ってから喜べ!」と岩谷の頬を張ったが、防衛戦に黄信号が点灯したことは間違いない。