センダイガールズの里村明衣子(35)が3日、11日の東京・新宿フェイス大会へ向けて意気込みを語った。

 東日本大震災から4年目を迎える日に、あえて都内で興行を行う理由を里村は「仙台から離れた都市に行くと、震災の記憶が薄れているのを感じた。東北の代表として、東京に出向いて伝えることが大事だと思いました」と説明。大会では宮城・石巻で撮影した映像を流し、被災地の現状を報告する。

 また大会タイトルを「あの日を忘れない~未来へ~」としたように、団体の未来を担う選手が中心になる。木村響子と一騎打ちする里村の試合はセミファイナルで、メーンは仙台幸子、DASH・チサコ組に任せた(対戦相手はスターダムの高橋奈苗、宝城カイリ組)。里村は「4年間、積み重ねてきた自信を戦いを通じて見せたいし、未来のある大会にしたい」と力を込めた。