“猪木の指名”で里村 北朝鮮プロレス参戦へ気合

2014年08月21日 11時00分

北朝鮮出撃が決まった里村

 IGF総帥・アントニオ猪木氏(71)が開催する北朝鮮大会(30~31日、平壌・柳京鄭周永体育館)にセンダイガールズのエース・里村明衣子(34)が参戦することが明らかになった。

 東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」の女子プロレス大賞受賞者の北朝鮮出撃は初めてのこと。使命感に燃える里村は「大賞を取ったことがこういうふうに夢が広がることにつながりすごく光栄です。全部主役を奪うつもりで」と本紙に宣言し、女子代表としての自覚をあらわにした。

 猪木氏が平壌・メーデースタジアムに2日間合計38万人の大観衆を動員した1995年の大会でも女子選手は大暴れ。ブル中野、北斗晶ら4人が参戦し、猪木氏も「頑張ったじゃないですか。男より食ってたから。俺が出る前まではね。橋本(真也さん=故人)はオロオロしてた。ムッフフ」と好印象を抱いている。

 19年ぶりとなる今大会へ向けても女子の投入を早々と決断。IGFが選手を探した結果、白羽の矢が立ったのが里村だ。昨年度女子プロ大賞に選ばれたのが何よりの理由で「華もあるし、女子プロレスの中でキラリと光る唯一の存在。前回に負けないくらいの戦いができる方を選んだ」と関係者の評価は高い。

 一方、里村にとっては一つの夢がかなう瞬間となった。長いキャリアのある里村でも、猪木氏との接点は一度もなかったという。「本当に『待ってました』ですね。お正月の目標に『猪木さんとお会いする』と自分のスケジュール帳に書いたんです」。オファーを受けた時は「1秒で」参戦を即答した。

 里村のほか、愛弟子のDASH・チサコ(25)、木村響子(37)、覆面レスラーのRay(年齢非公開)が今回の女子メンバー。「女子プロレスで感動してもらい、国境を越えてプロレスで一つになるところを目指していきたい」と里村は気合をみなぎらせた。