【センダイガールズ】里村不在のピンチを〝怪物〟橋本千紘が救う「これからは私たちの時代」

2020年11月18日 16時31分

今年のハロウィーンで「ルパンの娘」の深田恭子に変装した橋本千紘。新たな時代を誓った

 女子プロレス「センダイガールズ(仙女)」のワールド2冠王者・橋本千紘(28)が団体の新たな未来像を明かした。団体総帥の里村明衣子(41)が今後の限定出場を発表し、22日の仙台PIT大会と29日の東京・後楽園ホールの両大会は、初めて「大将抜き」での開催となる。

 旗揚げ以来最大の転換期となるが、怪物に動じる様子はない。「危機どころか大チャンスです。やっと私たちの時代が来る。『里村さんイコール仙女』という時期が長く続いた。でもこれからは『仙女イコール橋本千紘』です。そのために世間にいろいろな形で仙女を発信したい」と一段と太くなった腕に力を込めた。

 団体内にも動きがあった。里村が限定出場を発表した10月27日仙台大会では優宇との「チーム200キロ」に、新人の金子夏穂(24)と22日にデビューするスーパー中学生・風音(かのん=14)が合流を志願。橋本はプロ入り以来、初めて軍団のリーダーとなった。名門・日大レスリング部で女子主将を務めた経験があり、リーダーシップに不安はない。

「これからは里村さんがそうだったように、自分のことだけではなく、チームや団体全体のことを見渡して考えて行動できる存在にならないと」と、表情を引き締めた。

 来年7月には旗揚げ15周年を迎えるが「私は節目となる旗揚げ記念大会のメインにほとんど立ったことがないんです。でも15周年記念大会だけは譲れない。里村さんとも(2018年11月17日の大阪大会を最後に)2年も王座戦を戦っていない。限定出場される時に王座をかけて戦い、時代の交代を証明したい」と意気込む。

 29日の後楽園大会では「マーベラス」との7対7団体対抗シングルマッチ勝ち抜き戦が行われる。「対抗戦も、もちろん私が先頭に立って暴れます。秩序が乱れるくらいに現状を打破していく!」。怪物が新たな時代を切り開く。