【センダイガールズ】里村明衣子が通常興行再開で決意「勇気を持って少しずつ前進」

2020年08月02日 21時16分

有観客興行を再開。試合前にあいさつする里村明衣子(中央)(センダイガールズ提供)

 わずかな前進から未来へ。女子プロレス界の横綱・里村明衣子(40)率いるセンダイガールズ(仙女)が、約4か月ぶりに観客を入れた通常興行を再開。10月予定のビッグマッチへ再スタートを切った。

 仙女は2日、宮城・宮城野区文化センターで、3月28日同会場以来の大会を開催。メインでは里村、DASH・チサコ(31)、岡優里佳(16)組とワールド王者の〝怪物〟橋本千紘(28)、優宇、愛海(15)組が激闘を展開して、杜の都に再びプロレスの熱気をもたらした。

「まだ始まったばかりです。いきなり走りだしても仕方がない。世の中の情勢を見ながら、仙女はゆっくりと歩くように足を進めていこうと思います」と、里村は安堵感と満足感の入り混じった表情で決意を語った。

 とは言うものの休む間はない。8月は大阪(22日)と東京・新木場(29日)の2大会、9月は宮城野区大会2連戦(21、22日)が決定。まずは月3試合程度を開催する方針だが、5日までには5月予定だった10月のビッグマッチ振り替え大会会場を、仙台か新潟に決めなければならない。

「今、本当に悩んでいます。こんなに頭を抱えるのは東日本大震災以来です。でも悩めることがあるだけ幸せかもしれない。慎重でありながらも勇気を持って少しずつ前進できれば」と里村は語った。

 その姿勢を体現するように、7月29日には仙台市内の事務所を7メートルしか離れていない物件に移転。歩いて数十歩の距離に引っ越しというのも珍しい…。「前より仕事がしやすい事務所になった。リングの内外で心機一転、新しくなった仙女を見てください!」と女子プロ界の横綱は新たなスタートに胸を張った。