【仙女】Sareeeがチサコ下し王座防衛 怪物・橋本と10月再戦へ

2019年07月07日 15時58分

DASH・チサコをスープレックで投げるSareee

 センダイガールズ7日の東京・後楽園ホール大会で行われたワールド王座戦は、ディアナの若きエース・Sareee(23)が仙女の裏番長ことDASH・チサコ(30)を撃破して初防衛に成功。WWWD世界王座と合わせての2冠王をキープした。

 開始からSareeeが躍動した。角度の高いドロップキックを連発すると、フットスタンプにも耐えてマウントからエルボーを連打。しかし強気な仙台の裏番長は巧みなインサイドワークを駆使。小刻みな蹴りやエルボー、エプロン上や客席ひな壇からのフットスタンプでペースを譲らない。

 それでも若きエースは逆境をはねのける精神的な成長を遂げていた。雪崩式ジャーマンからエルボーの打ち合いに耐えると、チサコの裏番長的顔面への集中砲火、雪崩式パワーボムにも耐え抜いた。

 ダイビングフットスタンプを未然に防ぐと逆にミサイル弾から網打ち式原爆。必殺の裏投げはカサドーラで返されるも、変型ジャーマンから一気に裏投げ連打で勝負に出る。

 ジャーマンで両者ダウンとなるも立ち上がるや、すぐさま顔面へのソバットからこの日3度目の裏投げ。最後は橋本千紘(27)戦と同じリストクラッチ式裏投げで垂直に落として3カウントを奪取。文句のない内容で初防衛に成功した。

 試合後はセミでシードリングの世志琥(26)と引き分けた前王者の橋本がリングイン。6月8日の仙女・新潟大会で王座を奪われたばかりだが「挑戦するのは早いってみんな分かってるよ。でもこの感情は抑えきれないんだよ!」とリマッチを要求。王者は「今の私に勝てると思ってんの?」と堂々応戦すると、怪物は「Sareee選手とは何回でも戦いたい。夏までに戦ってくださいよ!」と再度挑戦を求めた。

 これにSareeeは「チサコ選手は力を見せつけてやるって言ってたけど、今の自分はもうそういう次元にはいないんで。(橋本とは)1か月前に戦ったばかりだけど、次(の防衛戦)に自分の前に立っているのは橋本選手だと思う。里村選手にもきてほしい。仙女のこのベルト、ビッグマッチならどこでもいい」と言ってのけた。

 橋本は今夏の挑戦を熱望しているが、今年後半最大のビッグマッチとなる10月13日の仙台サンプラザホール大会での再戦が濃厚だ。

 Sareeeは4月16日の後楽園大会で里村明衣子(39)に初勝利。5月12日のディアア・後楽園大会でアジャ・コング(48)からWWWD王座を奪還すると、6月8日の新潟大会で橋本とダブル王座戦を敢行し、見事に2冠王となった。

 上半期の大活躍によって、もはや日本の女子プロレス界で突出した存在となった。この快進撃が続けば、かねて獲得を公言している東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」女子プロレス大賞獲得も夢ではなくなる。

 それどころかWWE日本公演(6月28、29日)ではWWEの最高執行責任者(COO)トリプルH(49)と極秘面談。WWE側は本格的な調査に入っており、将来的な世界のトップスターの座は約束されたも同然となっている。

「仙台女子も日本の女子プロ界も自分が引っ張っていくんで!」と胸を張ったSareee。怪物・橋本との再戦を制した後、世界を目指す。