【仙女】怪物・橋本千紘VS女番長・世志琥は両者リングアウト

2019年07月07日 15時57分

激闘を繰り広げた橋本千紘(左)と世志琥

 センダイガールズ7日の東京・後楽園ホール大会で行われた怪物・橋本千紘(27)と、シードリングの女番長・世志琥(26)の初シングル戦は激闘の末、両者リングアウトに終わった。

 一気に熱気を帯びてきた女子プロレス界の同世代対決が、また大きく加速した。

 両雄は開始から小細工なしで正面衝突。強気な世志琥は、レスリング勝負でも怪物と互角勝負を展開する。スタンドに移り、バックの取り合いとなるも世志琥は一歩も引かない。正面から応じた橋本もヘッドロックを強引に外すと、一気にフェースロックへ。さらに蹴り足をキャッチするとアンクルホールド。息をのむような白熱の攻防が続いた。

 5分過ぎから世志琥が得意のケンカ殺法に出た。コーナーに押し込んで顔面蹴りを見舞うと、スピアーに耐えて顔面へのエルボーからセントーン。それでも橋本はカウント2で返すと変型ドラゴンスリーパーで絞め上げた。

 そして橋本がこの日2度目のスピアーを成功させる。立て続けにサンセットフリップを決めるも、コーナーからの追撃弾はエスケープされ、裸絞めで捕獲された。

 勝機と見た世志琥がダイビングセントーン、橋本はオブライトに出るがいずれも不発。10分経過のコールと同時に世志琥が必殺のダイビングセントーンを決めて、ようやくペースを握ったかに見えた。

 しかし2発目はコーナー上で橋本が捕獲して雪崩式パワースラムで形勢を五分に戻す。そして完璧なオブライトが炸裂するも、意地で立ち上がった世志琥がラリアート。コーナーから場外へ落とされると、橋本がエプロンからのパワーボムで場外に叩きつける。そのままもつれ合った2人は、何とかリングに戻ろうとするが、お互いの意地が強すぎて取っ組み合いの状態に。そのまま場外カウントが進み、無念のリングアウトに終わった。

「むちゃくちゃ悔しいです。全然もの足りない。世志琥選手とは普通の女子プロレスの枠を超える戦いができると思ったので。言いたいことは勝ってから言います…」と無念の表情を見せた橋本はメイン終了後、初防衛を果たしたワールド王者Sareee(23)に挑戦を表明した。

 第4試合では女子プロレス界の横綱こと里村明衣子(39)が、元仙女の水波綾(31=WAVE)と約6年ぶりのシングル戦で勝利した。 

 また仙女初の英国・マンチェスター大会(27日=日本時間28日)の主要カードが決定。セミではワールドタッグ王座戦(王者ミリー・マッケンジー、チャーリー・エバンス組対橋本千紘、優宇組)が開催され、メインでは里村がNXT・UK女子王者のトニー・ストーム(23)とノンタイトル戦で激突する。