女子プロレス「センダイガールズ」6日の東京・新宿フェイス大会でワールド王者の橋本千紘(26)が、ディアナのSareee(22)を下し3度目の防衛に成功した。

 持ち前のスピーディーな動きで矢継ぎ早に攻撃を仕掛けてきた挑戦者に対し、橋本も軽快な動きで対応。最後は大きく弧を描く必殺のオブライト(原爆固め)につないで勝利し「2019年はこのベルトをずっと防衛します!」と宣言した。

 15年に誕生したばかりの同王座はこれまで短命政権が続き、V3は初代王者の里村明衣子(39)に並ぶ最多防衛記録。「今は仙女イコール里村さんですけど、仙女イコール私にしたい」と目標を掲げる怪物王者にとって、長期防衛こそが師匠超えの近道と捉えている。

 リング外では今年「365日、毎日ブログを更新します」という誓いを立てた。「毎日ネタ探しをすることで感覚が研ぎ澄まされる。それに、文章を書くことで自分を客観視して成長につなげられるでしょう。強さと発信力の両方につながる」という狙いからだ。

 仮に更新できなかった際には、高級シャンプーとトリートメントによる手入れに余念がない自慢の髪を「丸刈りにします!」と約束。団体の象徴を目指し、なりふり構わず突っ走る。