16日のセンダイガールズ東京・後楽園ホール大会で橋本千紘(26)、DASH・チサコ(30)組がスターダムの花月(26)、葉月(21)組との対抗戦に臨んだが、両者リングアウトの不完全燃焼となった。

 10月仙台大会で古巣のリングに姿を現したスターダムのワールド王者・花月が里村明衣子(39)との一騎打ちを要求。この狼藉者を追い出すべく、仙女のワールド王者・橋本がチサコとともに迎え撃った。

 互いに団体最高峰のベルトを持つ王者同士のタッグ戦は、互いに一歩も引かない攻防の連続となったが、25分手前に場外乱闘になだれ込むと両軍が暴走。エキサイトしたまま誰もリングに戻らず、そのままカウント20が数えられた。

 この収拾不能の事態に黙っていられなかったのが里村だ。メーン終了後のリングに上がると「おい花月、これがお前の4年間か。中途半端だな。アタシの目線に全く届いてないぞ。花月も花月だけど、ウチもウチだな」とカミナリを落とした。

 さらに橋本を呼び戻して“公開ダメ出し”。「お前に勝つのはアタシだ」と、17日大阪大会で行われる王座戦の必勝も予告した。