GHCタッグ王座戦はモハメドヨネ(41)、クワイエット・ストーム(33)の「50ファンキーパワーズ」が潮﨑豪(35)、小峠篤司(31)組を下して新王者となった。  執念で勝利をもぎ取った。小峠のスピードと潮﨑のパワーに苦しめられたが、ストームが驚異の粘りを発揮。小峠の月面水爆やキルスイッチで何度も3カウント寸前に追い込まれながらも、至近距離から強烈なラリアートを発射。これで一気に流れをつかむと合体技のファンキーバスターボム(変型キン肉バスター)で3カウントを奪った。  2010年3月以来約6年7か月ぶりに同王座に輝いたヨネは「感謝しかない。古(いにしえ)のチャンピオンでしたからね。またベルトを巻く時が来るとは信じられない。一度も来ていない時代がついに来るかもしれません!」と胸を張った。ストームもベルトをなでながら「幸せ! 寝ている時もこのまま! ご飯食べる時もこのまま!」と日本語で絶叫。2人で「一生防衛!」と合唱するように誓っていた。