ノアの内田雅之会長(54)が7日、都内で会見し、前運営会社の破産手続き開始について見解を述べた。

 前日(6日)、ノアの前運営会社である「ピーアールエヌ」が1日に東京地裁から破産手続き開始の決定を受けていたことが明らかになった。ノアの興行事業などは昨年11月1日、IT企業「エストビー」(現ノア・グローバルエンタテインメント)へ譲渡され、ピーアールエヌは同日に「プロレスリング・ノア」から商号を変更していた。あくまで前運営会社のことながら、ファンからは不安の声も飛んでいた。

 内田氏は「改めて現状のプロレスリング・ノアには何の影響もなく、従来通りの興行を続けさせていただきます。我々も『ノア・ザ・リボーン(ノア再生)』という合言葉とともに前に進んでいくということをご報告させていただきます」と強調。さらに「また旧プロレスリング・ノアの破産手続きについては、公的な手続きにのっとって責任を取られた形であるのだろうと理解しています」と話した。