ノアの“獄門鬼2世”マサ北宮(28)が11日、2017年の再浮上を誓った。

 北宮は21日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で拳王と組み、潮崎豪、マイバッハ谷口組のGHCタッグ王座に挑戦。

 大一番に向けて「必ずベルトを奪取する。去年は2回、シングルのベルト挑戦にこぎ着けて負けた。リーグ戦も決勝で負けた。結局何もできなかった。だから今年は“逆襲の一年”にする」と鼻息を荒くした。

 昨年は9月と12月にGHCヘビー級王座挑戦を果たしており、11月には「グローバルリーグ戦」決勝戦まで進出。一大飛躍を遂げた。しかし結果は残せなかったとあって、満足はしていない。それだけに「このままではいけない。まずはタッグ。そしてもう一度、シングルのベルトを狙う」と再びトップ戦線に食い込む覚悟だ。

 この日はGHCヘビー級王者の中嶋勝彦(28)と組んで潮﨑、谷口組と前哨戦で激突。中嶋が潮﨑にラリアートでフォールを奪われる波乱が起きたが、北宮は全力ファイトで存在感をアピールした。“獄門鬼2世”が逆襲を開始する。