ノアの後楽園ホール大会(7日)でGHCタッグ王者の潮崎豪(34)、マイバッハ谷口(40)組が挑戦者の丸藤正道(37)、小峠篤司(31)組を下し初防衛に成功した。

 王者組はジュニア2冠を返上してヘビーに転向した小峠をとらえ、潮崎が重いチョップで洗礼を浴びせ続けた。相手の頭突きで額から大流血する場面もあったが、最後はショートレンジの豪腕ラリアートで小峠を沈めた。

 当初、昨年12月24日に予定されていた初防衛戦は挑戦者だったクワイエット・ストームの負傷欠場で流れるも、仕切り直しの一戦でキッチリ結果を残してみせた。潮崎は「俺の目は血で見えねえ。でもノアの明るい未来は見えてんだ!」と絶叫した。

 試合後はマサ北宮(28)、拳王(32)組が次期挑戦を表明。V2戦で迎え撃つことが決定的になった。