ノアは26日、会見を行いGHCジュニア2冠王者・小峠篤司(31)がヘビー級に転向することを正式発表した。

 GHCジュニア王者の小峠は、24日の後楽園大会で原田大輔と組んで新日本プロレスの邪道、外道組に勝利。GHCジュニアタッグ王座奪回に成功した。しかしその直後にヘビー級転向を表明。この決意が正式に認められ、ジュニアのベルトを返上して来年1月7日後楽園大会で丸藤正道と組んで潮崎豪、マイバッハ谷口組が保持するGHCタッグ王座への挑戦が決まった。

 内田雅之会長は「ヘビー級に転向する意思を見せてもらうためにも、丸藤選手と組んでGHCタッグに挑んでもらいたい」とこの一戦が“試練”であることを強調。小峠は「与えていただいたチャンスは全力で取りに行きたいと思います」と決意を新たにした。

 また同大会では、GHCヘビー級王者・中嶋勝彦(28)に杉浦貴が挑戦することも正式決定。中嶋は「時代を戻したくないし、戻すつもりもない。防衛して来年のノアも俺が光らせていきたい」とV3を誓っていた。