【ノア】鈴木軍撤退で方舟マットどうなる?

2016年12月05日 16時30分

杉浦(右)は丸藤との握手を拒否

 ノアは4日、2年間猛威を振るい続けた鈴木軍との“完全決別”を宣言した。「ノアVS鈴木軍」の最終決戦(2日後楽園、3日ディファ有明)でノアが10戦全勝したことにより、鈴木軍は方舟マットを撤退。次期シリーズ(9日、名古屋で開幕)からはノアの純粋なメンバーのみで再始動する。鈴木軍の大量8人が抜ける今後の展望とは――。

 

 2日にGHCヘビー級王者の中嶋勝彦(28)が敵軍ボスの鈴木みのる(48)を撃破して初防衛を達成。3日には潮﨑豪(34)、マイバッハ谷口(40)組が流出していたGHCタッグ王座を奪還した。同日メーンでは杉浦貴(46)がみのるとの“みそぎマッチ”を制し、1年間在籍した鈴木軍を離脱。今後はノア内で一匹狼として戦うことを表明した。

 

 結果次第では就任わずか1か月で責任問題に発展する可能性があった内田雅之会長(54)はこの日「ホッとした。もし負けて私がノアを去ることになったら、私が“時限爆弾”だった」と安堵の表情を浮かべた。また屋台骨の丸藤正道(37)は「鈴木軍が何もコメントを出さないところに不気味さは感じるけど、俺はこれで終わりでいいと思ってる」と昨年1月から続いていた長期抗争の終結を宣言した。

 

 ただし鈴木軍8人がノアマットから抜けるのは事実。それについて丸藤は「何かがなくなれば何かが出てくる。鈴木軍のおかげという言葉は使わないけど、一連の戦いで出てきた選手はいる」とGHC王座再挑戦を表明したマサ北宮(28)ら若手の奮起に期待をかけている。また内田氏は「外国人選手を呼んだり、うまくシングルを組んだら人はいなくても何とかなる。それならそれで乗り越えなきゃいけない」と断言。波乱の一年を締めくくるシリーズで、新生ノアの真価が問われそうだ。