【ノア】丸藤組がKES破りGHCタッグ初防衛

2016年06月13日 16時00分

初防衛に成功した矢野(左)と丸藤

<ノア東京・後楽園ホール大会(12日)>GHCタッグ王者の丸藤正道(36)、矢野通(38=新日本プロレス)組は、KES(ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.組)を撃破して初防衛に成功した。

 

 ゴング前に奇襲を仕掛けられた王者組は、いきなり場外戦でペースを乱され、矢野が5分以上も孤立する。5月28日の大阪大会で同王座最多防衛記録を「10」でストップされたKESの怒りはすさまじく、苦しい時間が続いた。だが11分過ぎに矢野が誤爆を誘うや、丸藤が驚異の反撃に出る。なんとアーチャーの背中を踏み台にして、スミスに虎王を決めたのだ。すかさず矢野が、急所攻撃からの逆さ押さえ込みでスミスをフォール。矢野は前日(11日)会見で、政治資金の私的流用疑惑問題に揺れる舛添要一東京都知事(67)の姿に勇気をもらったとうそぶいていたが、その言葉を証明するようなフィニッシュだった。

 

 してやったりの矢野は「第三者の厳しい目で見ても我々の勝ちでしょう」と、これまたどこかで聞いたようなフレーズ。試合後には鈴木みのる(47)、飯塚高史(49)組が次期挑戦を表明してきたが、これについても「厳しい目で精査します。私のところにはおカネが集まってきます。それ以外のコメントは差し控えさせてください」と最後まで人を食った言葉を貫いていた。