ノアの近藤修司(44)が4日、GHCジュニアヘビー級選手権の調印式に出席し、ベルトの価値向上を誓った。

 5日の後楽園ホール大会で、4度目の防衛を目指すHAYATA(35)に挑戦。2012年9月の後楽園ホール大会で金丸義信に挑んで以来の同王座戦となるが、その頃は「ノアのジュニア」というブランドが確立されていたという。近藤は「他団体の選手がこぞってベルトを狙っていた」と振り返る。

 近藤は「今のノアジュニアはどうなのか。よく考えてほしいよね」と投げかけ「HAYATAだけでなく、今いるノアのジュニア全員、その気がないんだったら、俺がベルトを取って、その位置までもっていきたいよね。ノア・ジュニアのブランドを俺がつくってやる」と意気込んだ。

 王者のHAYATAについては「前哨戦で心理戦を仕掛けて、うまくいかなかったというか、逆に乗っけられちゃったというか。明日は心理戦を抜きにしてタイトルを取りにいきたい」と改めてタイトル奪取を宣言。王座に返り咲き、ブランド再構築につなげられるか。

 一方の王者は「過去のヤツと、これをかけてできるのは楽しみでしかない」としつつ、挑戦者の印象には「答える必要はない」と相変わらず言葉少なだった。