ノアの清宮海斗(26)が、シングルのリーグ戦「N―1 VICTORY 2022」(8月11日、横浜で開幕)制覇を誓った。

 21日の後楽園大会では出場選手が勢ぞろいした「N―1スクランブル6人タッグ戦」(清宮、杉浦貴、藤田和之組VS潮崎豪、田中将斗、マサ北宮組)が行われ、試合は6人それぞれの攻撃がゴツゴツと交錯する展開となった。

 その中で存在感を発揮した清宮は終盤、潮崎と激しい攻防を展開だ。ドロップキック、原爆固めと攻め込めば豪腕ラリアート、チョップで反撃を受ける。だがジャンピングニー2連発で潮崎の動きを止めることに成功。最後は猛虎原爆固めで投げてからダブルアームロックに移行してギブアップを奪った。

 完勝の清宮は「武道館で武藤さんと試合をやって、武藤さんに勝ち切ることができたかなって思います」と、16日の日本武道館大会で対戦した武藤敬司との試合を振り返る。そして「まだまだ自分は未熟なところもあると思います。でもこれから自分たちの世代のプロレスをつくっていかないといけないと思います! N―1 VICTORYは本当に強豪ぞろいですけど、頂上へ行きたいと思います!」と優勝を誓った。

 レジェンドを飲み込み、さらなる進化を見せたいところだ。