NOSAWA論外、Eita、鈴木鼓太郎の「ペルス・デル・マール・デ・ハポン(PMJ)」がタイトル戦をぶち壊す暴挙に出た。

 PMJが武力介入したのは、敗者追放として行われたスティンガーによるGHCジュニアタッグ王座戦だ。王者・小川良成、クリス・リッジウェイ組と挑戦者の進祐哉、吉岡世起組がベルトとユニットの命運を懸けて同門対決を繰り広げたが、明らかにPMJな3人がマスクをかぶって乱入。同様に論外と鼓太郎で乱入したドラゴンゲート(11日、後楽園大会)では、止めに入った斎藤了GMに説教され正座することになったが、その〝天敵〟のいないノアではやりたい放題だ。

 誰彼構わず滅多打ちにして試合をノーコンテストにすると、3人で保持するドラゴンゲートのタイトル「オープン・ザ・トライアングルゲート」を掲げて小川に挑戦するよう要求。さらに論外はノアとPMJの契約満了を示唆していたが、今度は一転「再契約だ、再契約。再契約したから、これから俺たちが遠慮なくノアジュニアの中心になる」と息巻いた。

 この暴挙にスティンガーは再結集し、小川、進、吉岡での挑戦を表明。混沌のノアジュニアが厄介なユニットの復活でますます混迷を極めそうだ。