ノアの天才・丸藤正道(41)が、世界的レジェンドを目指す。

 ノア、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6日、さいたまスーパーアリーナ)では、GHCヘビー級王者の武藤敬司(58)に挑戦する。

 ここまで2度の前哨戦では連敗。「あの人は前哨戦で全てを出してこない。タイトルマッチで突拍子もないことをしてくるんで、そこは警戒。限られた動きの中で試合をしているからこそ、研ぎ澄まされたものがある。攻略法はない。攻略できるほど簡単な人間じゃない」と警戒する。

 だが「当日は、その場でお互いのひらめきのぶつかり合い。その日にならないとどうなるか分からないが、それに対応する自信はある。全く緊張もしていないし、楽しみ」と笑顔をのぞかせ、2016年1月に失って以来の同王座戴冠に自信をみなぎらせた。

 しかも王者が米国で高い人気と知名度を誇ることに目をつけ「この試合に勝ってアメリカでレジェンドになってやろうと思う」ときっぱり。“世界の丸藤”へ気合十分だ。