【ノア】GHC王者・武藤が前哨戦で屈辱のギブアップ負け「ノーコメントだ!」

2021年04月19日 00時00分

武藤のヒザを攻め続けた北宮

 29日のノア名古屋国際会議場イベントホール大会でのGHCヘビー級王座戦を控えた前哨戦が18日に後楽園ホールで行われ、王者の〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(58)が挑戦者・マサ北宮(32)に屈辱のギブアップ負けを喫した。

 武藤は2月12日の日本武道館大会で潮崎豪を破り、史上最年長で同王座の奪取に成功。さらに3月12日には元王者の清宮海斗も下し初防衛した。北宮との因縁が発生したのはその直後だ。試合後のリングに現れ挑戦表明してきた北宮にサイトースープレックスでぶん投げられて「片っ端から挑戦を受けてやりますよ」と受諾した。

 この日はタッグ戦で激突したが、武藤はタイトル戦当日への布石も兼ねてドラゴンスクリュー、アキレス腱固め、ヒールホールドに足4の字、STFと立て続けに決めて北宮の左ヒザにダメージを蓄積させていく。

 しかし、対する北宮の無類のタフネスに押し込まれる。閃光魔術弾も0秒で立ち上がる北宮にサイトースープレックスで投げられ、タックル、監獄固めと攻め込まれる。さらにその相棒・中嶋から人工関節の入ったヒザに低空ドロップキック、ローキックと無遠慮な攻撃を受けて顔をしかめると最後は監獄固めに捕獲されてなす術なし。追撃の頭突きで額から出血させられ、無念のギブアップ負けとなった。

 屈辱の黒星に、武藤は「ノーコメントだ!」と鬼の表情でコメントスペースを後にした。一方、北宮は「たった1回の防衛戦、たった1回の前哨戦なんだよ。その1つも落とすわけにはいかない。悔しい思いを積み重ねてここまできたんだ。もう、落とせない!」と初戴冠へ鼻息を荒くした。史上最年長王者も、いよいよ大ピンチだ。

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